2005年10月19日 西安出発
 非常に曇った朝だった。前日、出発が相当厳しいようなことを言われ、相当覚悟していたのだが、何とか16時から出発できるようになった。が、出発前、相当ごたごたがあった。
 まず最初に荷物の整理。一応は出来ていたので容易かったのだが、直前までPCを使っていたのでその辺でちょっと手間取ったが、無事荷物整理は出来た。
 その後、EVやソーラーカーの準備をしたり、お昼はいつもの食堂とは違う食堂で食べたりなど、事前準備を済ませた後、16時に出発セレモニーが開始された。
 セレモニーの前に学内を練り歩いたのだが、ソーラーカーはソーラーパネルに触れられると、割れ物であるし、高価なものでもあるから全員でガードについた。これが日本なら「どいてくださいー」とか、「触らないでくださいー」とかで済むのだが、ここは中国だ。今まで居た日本のように言葉が伝わるわけが無い。ジェスチャーや体を張って阻止するのだが…相当周辺に気を使うのでかなり疲れた。
 さて、構内の練り歩きも終わり、ついに出発である。私はサポートカーには入らなかったのでマイウェイ技研のバンに同乗させてもらった。これが悲劇の始まりになろうとは…(大げさだが)
 まず、高速道路の入り口までは一緒に行ったのだが、高速に乗ったあたりからマイウェイ技研のEVが離された。
これは速度的な問題で、仕方ないことなのだが、問題は次に起こった。なんと、マイウェイの自動車だけが行く道路を間違ったのである。
どうやら、途中のバイパスを間違えたらしい。EVは特別許可で団体で入っているので出るときも団体で出ないといけない。

ここでとった行動とは…なんとEVだけ道路を逆送していったのである(汗)。我々を乗せたバンは一般車のため、先の出口まで出て、そこから戻ると言うことになったが、戻った時も何回か道を間違えたりしていた。
なんとか生きて逆送していたEVと合流したが、ここでもハプニング発生。なんと、マイウェイ技研の方のEVが電池切れを起こしたのである。
高速道路での電池交換…これから先一生経験できないような経験をしました。もう二度とごめんです(涙)
とりあえず電池交換後、先に進んでいるとキャリーカーと合流。マイウェイ技研のEVはキャリーカーに乗せて宿泊先へ私たちと向かったのである。よかったよかった。

Last Update 2006/03/27
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