2005年10月27日 敦煌(莫高窟〜コンテナへの積み込み)
 午前中、莫高窟と言う所で記念撮影を行った。前日に塚本さんから莫高窟の話や本を借りて少し読んでいたので、どんなところかある程度は見たが、写真と比較にならないぐらい実物は大きく、そして壮大だった。中の壁画までは流石に行けなかったが、ここまで電気自動車やソーラーカーが入ったのは世界で初めてらしい。莫高窟はかなりの観光名所らしく、日本人もかなり沢山居た。観光コースから外れた旅をしていたので今まで他の会わなかった分日本語が懐かしく感じた。
 昼からは、ソーラーカーを持って行って敦煌の小学生と交流ということになったので小学校へ向かった。前日ゴールした際、敦煌市内の反応が見れなかったので、ソーラーカーが走っている市民の反応をサポートカーから見たのだが、どの街でも謎の車扱いになってるようで本当に面白い。小さい子供の好奇心も日本と変わらないぐらいにあり、走っているソーラーカーを追いかけている子供も居た。
さて、小学校に着いて、ビデオ撮影班である私は別会場となっている歓迎会場へ皆と一緒に向かった。
見て感じたのは、動きがものすごく統制されているという点だろうか。メリハリがしっかりしている様にも思えた。見た感じは5〜6年生だろうか。本当に感心した。見習いたいぐらいである。
 私は別室で交流を撮影していたが、その間ソーラーカーは別のメンバーが守っていたのだが、小学校の休憩時間になって小学生が大挙をなして押し寄せて見に来たらしい。ロープだけでソーラーカーを守りきったメンバーに賛辞を。
 その後、敦煌山荘に戻りソーラーカーと電気自動車をコンテナに積み込んだ。今日中にしないと明日何処にも行けないそうなので皆必死になってやっていた。
 コンテナに荷物を詰め込んだ後、小休止を取り、その後夕食を食べに街に出た。ビールが飲めない私はコーラを片手に食事をした。結構美味しかった。
 さて、その後は寝るだけなのだが、夜の散歩に行こうという話になって何人かで夜の敦煌市内へCR−Vで繰り出した。
 最後の方に莫高窟の手前の砂漠地点で星を見上げたのだが……言葉に表せない美しさだった。砂漠のど真ん中だったので周りに灯りが一切無く、漆黒の闇の中、星だけが空一面に広がっていた。逆にあれだけ多いと何が何座か判らないぐらいだった。

Last Update 2006/04/26
Copyright(c) 2005-2006 Osaka Sangyo University. All rights reserved.